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フィリピン国内旅行動向

  • 執筆者の写真: Genki Itani
    Genki Itani
  • 2020年10月1日
  • 読了時間: 3分

更新日:2020年10月16日

フィリピン国内旅行解禁



10月よりここフィリピンでも、国内旅行が解禁されました。

隔離措置のステージとしては相変わらず、4段階の緩い方から2番目、GCQ(General Community Quarantine)ですが、あれやこれやと例外が付いて定義は形骸化、肌感としてはだいぶ世の中が回り始めてきた感覚です。

ただこの国内旅行解禁ですが、旅行代理店の営業がGCQ下では認められないのが現状で、

要は行くなら自助努力、リストからホテルを見つけて、渡航72時間前の陰性証明を取得し、飛行機も自分で取ってようやく行けます。

そもそも旅行代理店を利用しない人にとっては営業再開してようがしてまいが無関係ですが、「旅行業界」の活性化が重要な訳で、数万とも言われる旅行代理店はもちろん、航空会社や宿泊施設などを効率的に回復させる刺激策としてはイマイチちぐはぐ感は否めません。

無いよりマシな施策ではありますが、多くが期待している効果はまだ先となりそうです。

現在フィリピンでは1カ月ごとにナントかCQや規制の見直しを行っていますので、次の期待は今月末のアナウンスです。

今後の流れ(希望的観測込み)

感染状況はピークアウトの気配で、8月中旬をピークに感染者数・率・死亡者数が減少しているので、このまま同ペースで推移すれば、11月から一番下の隔離規制に移るでしょう。

そして12月から、隔離政策ではないものの、4つのステージの下に新しい考え方として、「New Normal」という定義を設け、簡単に言えばwithコロナに取り組んでいきましょうという、事実上の世界最長ロックダウンの終了が見られるのではないかと思います。

ビジネストラック

同時に、11月に入った段階で外国からの入国受け入れも議論され始め、まあ年末12月は良くも悪くもフェスティブシーズン、クリスマスマンスにつきうだうだっと過ぎ、2021年年明けから、商用目的の入国を解禁、という流れになるのではと期待しています。

ビジネス上必要な人材が、日数を限定して入国出来る。つまり日本からの出張が可能になる。

レジデンストラック

こちらは留学や、家族滞在など、長期ビザを保有している人の入国許可。これがビジネストラックと同時に実施されるか、1月くらい送らせて様子を見ての段階的緩和になるかというところですが、駐在員や現地採用者、僕のような会社経営者、つまりいわゆる現地在住者がこれによって行き来が出来るようになります。

ここでふと思ったのが、フィリピンから出張で別の国へ行く場合、日本になるのか、フィリピンと日本の入国対象になっている国との行き来であれば、直行出来るのか、どっちかなぁと。


特別な感染爆発など余程の事が無い限り、上記ペースで改善の方向に向かって行ってくれると願っています。


注:筆者個人の見解に基づいておりますので、詳細は政府機関等の情報をご確認ください。

Boracay, Philippines. Shutterstock.

 
 
 

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