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一流と付き合う

  • 執筆者の写真: Genki Itani
    Genki Itani
  • 2020年11月3日
  • 読了時間: 3分

一流と付き合いなさい。

シンガポールを離れる前、ある信頼するクライアントの方に言われた言葉です。

その方(仮にM爺としましょう)からは仕事を越えて、本当に様々なお話をさせていただきました。


表向きは口うるさくて厳しく、代理店からすると最も付き合いにくいタイプの方でしたが(年齢的にも大先輩)、

その実、懐に入り正面からぶつかると、思いのほか柔和に対応してくださる、そんな方でした。

一流と付き合いなさい、とは、僕が今後起業する上で、フィリピンに移る上で、

アジアで起業した先輩としてのM爺からの言葉でもあります。


言葉だけを捉えると嫌味に聞こえますが、僕は次のように解釈しています。

・一流と付き合うには、自分も一流にならなければならい

・意思決定をする際の判断基準にするため

・一流と付き合った方が、生産性が上がる

1つ目は言うまでも無く自分を磨け、精進しなさいという事。


2つ目は、玉石混交の日本人が多いこの東南アジア、

ましてやフィリピンのような成長国となると、実際色んな人がいます。

シンガポールは振るいに掛けられる基準が驚くほど高いので、ビジネス偏差値70以上、みたいな人“しか”いない印象です。

うまい話もたくさん入ってくるでしょう。そんな時1つの基準にするのが、その人が一流かどうか。

じゃ一流の定義とは?という話になりますが、僕にとっては、なんか無条件にこの人凄い、とビンビン感じる波動を持っているかどうか、そんな風に考えています。

ただそんなものは簡単に見分けられるわけはないですし、そう感じたからと言って実際まともな人かどうかも分かりません。

要は、見極める目も養えという事だと理解しています。


そして最後は、事業をやる上でも直結しますが、当然一流で優秀な人は生産性が高い。

限られた資金、時間、特に今の状況では様々な予測不能な制限も掛かっています。

効率よく事業も自分も成長させるためには、生産性は大事です。

その意味で、ブレず惑わされず、最短距離でやるべき事に集中するためにも、選ぶ相手は一流であれと。

また、起業している同い年の友人が口癖のように言っていた言葉も思い出します。

それは、

「覚悟」と「誰とやるか」

M爺の言葉と通ずる部分があると思います。

誰とやるか。

その通りだと思います。

同じ目的、条件でも誰と取り組むかで圧倒的に結果に差が出ます。

それはサッカーのチームでも野球でもラグビーでも、メンバーが違えば結果が変わってくるのと同じです。

またスポーツチームであれば、仮に優秀なメンバーが揃っても、自分の力が足りなければ試合に出られません。

つまり、そのチームでスタメンを取るためには、やっぱり自分もそのレベルに達する、一流である必要があります。

一流と付き合いなさい。

それは、僕自身が一流になれという、M爺からの激励だったのだと思います。

そしてシンガポールを離れて2年弱、一度も会いに行く勇気が無かったので、

コロナ晴れたら思い切って行ってみようかなと思っています。

会ってくれなかったりして。笑

 
 
 

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